株式会社メディカル一光


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第22期 中間事業報告書
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第22期 中間事業報告書 目次

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各事業の概況

事業別売上高

事業別売上高グラフ

当社の主力とする調剤薬局業界におきましては、医療費抑制を目的とした制度改革が進められているなかで、医療費の本人負担額の増加等による受診抑制が続いております。平成18年4月の診療報酬改定では、調剤報酬引下げ(△0.6%)と薬価改正(平均△6.7%)が行なわれ、調剤薬局業界を取り巻く環境は、厳しさを増しております。

当社は調剤薬局事業をコア事業と位置づけるとともに、介護事業を新規事業として展開を進めております。また、当中間期から、子会社4社及び持分法適用関連会社1社を含む連結決算に移行いたしました。

調剤薬局の店舗展開といたしましては、当中間期に高槻店(大阪府)、三国店(福井県)、太閤店(愛知県)の3店舗を新規開局いたしました。また、M&Aにより平安薬局株式会社と有限会社メデコアの2社を全額出資の子会社化したことにより、平安薬局小田原店、平安薬局二宮店、平安薬局元町店の3店舗(神奈川県)を取得し、当中間期末の店舗数は67店舗となりました。

医薬品卸事業につきましては、医療制度改革の一つとして後発医薬品(ジェネリック)の利用促進策が盛込まれており、後発医薬品の販売強化を目的として、平成18年3月に株式会社メディシン一光として分社化し、経営の効率化と責任体制の明確化を図っていくことといたしました。

新規事業につきましては、子会社である株式会社ヘルスケア一光の事業として、メディカルモールの開業準備を進めており、平成18年11月に第1号となるメディカルモールを三重県津市に開業する予定であります。隣接場所には、来年夏頃の開設を目指して、有料老人ホームの開業準備に着手し、介護事業の本格稼動に向けた計画を進めております。

不動産事業につきましては、医療施設及び商業施設の賃貸を中心とした収益が増加し、堅調に推移いたしました。

以上の結果、当中間期の連結業績は、売上高は5,926百万円(前年同期単独比14.1%増加)、営業利益は188百万円(同9.6%減少)、経常利益は150百万円(同16.9%減少)となりました。また、特別損失に減損損失126百万円等を計上した結果、中間純損失は11百万円となりました。


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