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フラワー薬局通信

頭痛について -2004年10月1日掲載-

※このページは頭痛についての一般的な知識の提供を目的としています。

疾病の治療等については必ず医師の診察を受けて、その指示に従ってください。

頭痛に悩まされている人は多いものです。しかし、実際に医療機関を受診して、治療を受けている人は決して多くありません。

頭痛が起こる原因には様々なものがありますが、命にかかわる重大な病気が原因となって起こるものと、長い間繰り返しおこる慢性頭痛があります。

現在は有効な治療薬も開発されています。自分の頭痛の種類を知って、きちんと対処しましょう。

緊張型頭痛

頭や首の後ろの筋肉が緊張するために起こる頭痛です。

種類と特徴

  • 後頭部を中心とした重苦しい、締めつけられるような痛み。多くは左右両側が痛む。
  • 随伴症状:首や肩のこり
  • 誘発・悪化要因:うつむき姿勢、筋力低下、ストレス
  • 最も多い頭痛。女性に多い。

予防

まず、筋肉を緊張させない様に、生活習慣を改善する事が大切です。

  • うつむき姿勢を続けると首の筋肉に負担がかかるので、正しい姿勢を保つ
  • 同じ姿勢をとり続けないよう、時々休憩をとる
  • 首や肩を温めると血行が良くなり、頭痛が軽減する
  • 運動は筋肉をほぐして、血行をよくする
  • 高すぎる枕は首の筋肉に負担をかけるので、低い枕を使う
  • 自分に合った眼鏡を使う

片頭痛

血管性頭痛と言われるもので、頭の血管が拡張し、周りの神経を刺激して起こる頭痛です。

種類と特徴

  • こめかみ辺りがズキンズキンと脈を打つような強い痛み。左右片側もしくは両側に起きる
  • 随伴症状:吐き気、嘔吐
  • 誘発・悪化要因:アルコール、月経、ストレス、食事、運動、強い光、騒音、人ごみ、急激な温度変化、ホルモン補充療法
  • 20~40歳代を中心に、女性に多い

前兆

前兆として、発作の10分から1時間程前に視野の中にギザギザした明るい模様が現れたり、体の半身がしびれたりすることがあります。また、発作の数日前に予兆として、首や肩の張り、あくび、イライラ、空腹感、めまいなどが起こる事もあります。しかし、こうした症状が全く起こらない人も大勢います。

片頭痛を起こさないために

片頭痛を防ぐためには、自分がどのような時に起きやすいかを知っておくことが大切です。

  • 空腹が誘因となるため、三食きちんと食べる。ダイエットもよくない。
  • 寝不足・寝過ぎを避け、休日でも普段通りの生活をする。
  • ストレスから解放された時に起こりやすいので、ストレスをためない。

発作時の対処法

  • 暗い静かな場所で、横になって休む
  • 痛む場所を冷やす
  • 入浴は避け、シャワーにする

群発頭痛

片側の目の奥に差し込むような激しい痛みが、ある一定期間(多くの場合1~2ヶ月)連続して毎日起こる頭痛です。1日1~2回同じ時間帯に起こり、1回の痛みの長さは数十分から1時間位。時には、数時間に及ぶこともある。

種類と特徴

頭痛について

  • 片方の目の周囲を中心とした激痛。発作が始まると、連日同じ時間帯に起こる
  • 随伴症状:涙、目の充血、鼻水
  • 誘発・悪化要因:アルコール、喫煙、ストレス、酸素の薄い場所、温度・気圧の変化
  • 20~40歳代を中心に、男性が多い

群発頭痛とアルコール

群発頭痛が起きている1~2ヶ月の間は、アルコールを飲むと必ず頭痛が起きます。期間中は、アルコールの度数・種類・アルコールに強いか弱いかに関係なく、少しでも飲酒すると、群発頭痛が誘発されます。

頭痛の期間中は、禁酒するしかありません。

頭痛薬の種類

鎮痛薬は頭痛を根本から治すものではなく、一時的に症状を和らげるに過ぎません。痛みが続く場合や、心筋梗塞、脳梗塞、末梢血管障害などのある人は、必ず医療機関で診察を受けるようにしましょう。

消炎鎮痛薬

  • 緊張型頭痛・片頭痛に有効
  • 片頭痛時には、前触れが現れた時あるいは、頭痛発作が始まってすぐに飲まないと効果は得られない。

血管と神経の炎症を抑える薬(トリプタン製剤)

  • 片頭痛・群発頭痛に有効
  • 発作が本格化してからでも、効果が高い。

血管の炎症を抑える薬(エルゴタミン製剤)

  • 片頭痛・群発頭痛に有効
  • 発作の前触れが現れた時あるいは、発作初期に飲まないと効果は得られない。

注意事項

  • 鎮痛薬の飲み過ぎ(週に2回以上)で頭痛の起こる事もあります(薬剤乱用頭痛)。鎮痛薬の服用回数の多い人は、神経内科などの専門医を受診することが大切です。
  • 下記の症状に当てはまる時は、重大な脳の病気がもととなっている場合が多いので、直ちに神経内科や脳神経外科などの専門医を受診しましょう。
  1. 今までにない痛み
  2. 突然痛み始める
  3. 数週間から数ヶ月の間にだんだん痛みがひどくなる
  4. マヒやしびれ、けいれん、意識障害を伴う
  5. 高熱を伴う
  6. 物が二重に見える
  7. 身体の向きやりきみ、咳などで痛みが増す

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