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フラワー薬局通信

脂質異常症といわれたら -2012年4月19日掲載-

脂質異常症という言葉をきいたことはありますか?高脂血症といえばわかるかと思います。

コレステロールにはLDLコレステロール(LDL-C)いわゆる悪玉コレステロールといわれ、肝臓から身体の組織などにコレステロールを運ぶものと、HDLコレステロール(HDL-C)いわゆる善玉コレステロールといわれ、余分なコレステロールを除去してくれるものがあります。

脂質異常症は血液中の中性脂肪やLDLコレステロールが基準より高い、または、HDLコレステロールが基準より低い状態のことです。以前は高脂血症という名称でしたが、HDL-Cが低い場合にも高脂血症と呼ぶのは適当でないということで改名されました。

原因は遺伝、食習慣、運動不足など色々考えられますが、コレステロール値に異常があると動脈硬化が進み、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こします。予防にはまず生活習慣を改善と、ときには薬物療法も必要です。コレステロールを多く含む卵や肉類のとりすぎに注意し、適度な運動や、禁煙はもちろんアルコールも程々を心掛けましょう。

治療薬にはコレステロールの吸収を減らしたり合成を抑えるもの、中性脂肪を減らすものなどがあります。これらのなかにはイワシやサバなどの魚に含まれるEPAという油からできているものもあり、中性脂肪やLDL-Cを下げHDL-Cを上げて、血液をきれいにする働きがあります。魚やアザラシを多く食するイヌイットの人達に虚血性心疾患や動脈硬化が少ないことから、魚の脂肪には血液を固まりにくくする作用があることがわかり、医薬品となりました。

こうしてみると、魚は脂質異常の改善にいいようです。欧米化で魚より肉に偏った日本の食生活の見直しが必要になりそうです。