府立医大前院長ら書類送検=組長の病状、虚偽回答疑い―京都府警

京都府立医科大付属病院(京都市)が、暴力団組長の病状について、虚偽の回答を検察庁にしたとされる事件で、京都府警は6日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、吉村了勇前院長(64)と元担当医(45)を書類送検した。京都地検は起訴の可否を慎重に判断する。

吉村前院長はこれまでの記者会見で「医師として公正、適切に作成した。偽造は一切ない。主治医が原案を作成した診断書を修正したことはない」と疑惑を全面的に否定。担当医も「一切の虚偽はない」とコメントしていた。

捜査関係者によると、恐喝事件などで懲役8年の実刑が確定した指定暴力団山口組系淡海一家総長の高山義友希受刑者(60)の健康状態について、虚偽の回答書を大阪高検に提出した疑いが持たれている。

高山受刑者は公判中に腎臓病が悪化し、2014年に府立医大病院で生体腎移植を受けた。15年に実刑確定後、大阪高検から病状についての照会に、同病院側が「拘禁に耐えられない」との回答書を提出。16年2月に執行が停止され、約1年間にわたり収監が見合わされた。

京都府立医科大付属病院の話 事実であれば、検察当局の動向を注視していきたい。

時事通信社

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