シャイアー買収、財務に恩恵=市場懸念に反論―武田社長

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は9日、東京都内で記者会見し、アイルランド製薬大手シャイアーの買収について、「収益力が強化され、財務面でも大きな恩恵がある」と語った。その上で、希少疾患の治療薬に強く、成長力のある米国に開発や営業基盤を持つシャイアーとの統合は「事業領域や地理的な補完効果が高い」と指摘した。

買収額が6兆8000億円に上り、市場では財務負担の大きさが懸念されている。武田の株価は同日の東京株式市場で前日比109円安の4529円となった。これに関連し、ウェバー氏は「一時的に債務は増えるが、高い利益率を確保でき、買収後は債務比率を急速に下げることができる」と強調した。

時事通信社

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