病院と薬剤師らを書類送検=麻薬をずさん管理―札幌

がん患者の鎮痛薬などに使う医療用麻薬の管理がずさんだったとして、北海道厚生局麻薬取締部は5日までに、札幌市厚別区の「札幌ひばりが丘病院」と当時の薬剤師ら3人を麻薬取締法違反の疑いで書類送検した。3人は「数を合わせるために改ざんした」と容疑を認めているという。

送検容疑は2015年11月、麻薬の管理をしていた30代の薬剤師の男が麻薬を処方した量などについて北海道に虚偽の届け出を行い、後任の50代薬剤師の男は16年10月ごろ、助手と共謀して帳簿に虚偽の記載をした疑い。

麻薬取締部によると、30代の男が帳簿のデータを誤って消去したため、麻薬の在庫数を把握できなくなった。実数との差が100を超える記載もあり、14~15年の帳簿がないなど管理はきわめてずさんだったという。

時事通信社

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