6割近くが病院に満足=外来患者、過去最高―厚労省調査

病院に対して満足している外来患者の割合が59.1%となり、調査を始めた1996年以降で最高となったことが4日、厚生労働省の2017年受療行動調査で分かった。

調査は3年に1回実施。今回は昨年10月、無作為抽出した全国490病院を対象に行い、外来・入院患者約14万6000人から有効回答を得た。

外来患者で全体的に満足と答えた割合は、前回の14年より0.8ポイント増。「不満」は0.5ポイント減の4.3%だった。

項目別で満足度が高かったのは「医師以外の病院スタッフの対応」が58.8%、「医師との対話」が57.0%、「医師による診療・治療内容」が55.3%など。不満の割合が最も高かったのは「診察までの待ち時間」の26.3%で突出していたが、前回よりは1.3ポイント減少した。

外来患者の診察や検査までの待ち時間は、「15分未満」が26.1%、「15分~30分未満」が23.1%、「30分~1時間未満」が20.4%の順で多く、1時間未満が約7割となった。1時間以上は合計で22.8%で、前回より1.9ポイント減った。

入院患者で全体的に満足と答えた割合は66.9%で、過去最高だった前回(67.5%)に次いで高かった。「不満」は0.7ポイント増の4.9%。項目別で満足度が最高だったのは医師の診療・治療内容で70.1%、不満が最も多かったのは「食事の内容」で15.9%だった。

入院患者に今後の希望を聞いたところ、「完治までこの病院に入院したい」が47.3%で最多だったが、前回より3.9ポイント減少。「自宅から病院や診療所に通院しながら治療・療養したい」が4.9ポイント増の30.2%となり、05年の質問開始以来、初めて3割を超えた。

時事通信社

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