新潟市など書類送検=自殺研修医の遺族告発―労基署

2016年に過労自殺した女性研修医=当時(37)=の遺族が、研修医の勤務先だった新潟市民病院を運営する新潟市などを労働基準法違反容疑で刑事告発していた問題で、新潟労働基準監督署は12日までに、市などを新潟地検に書類送検した。送検は8日付。

告発状によると、市などは研修医の自殺後の16年11月、労使協定の上限時間を超えて勤務する医師がいることを遺族らの指摘で認識していたのに、17年1~6月に延べ90人の医師に最大月177時間の時間外労働をさせた疑いがある。

労基署は17年5月、研修医の自殺を労災認定し、同6月には同病院に時間外労働の改善を求める是正勧告をしていた。

同病院は書類送検を受け、「重く受け止める。今後もより一層職員の労働環境の改善に努める」とコメント。遺族は代理人弁護士を通じ、「医師の過労死を本当に防ぐための正しい方向に転換されるきっかけの一つとなればと願っている」とするコメントを発表した。

時事通信社

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