ヨウ素剤服用、若年者ら優先=原発防災指針の改正案―規制委

原子力規制委員会は8日、原発事故初期に放射性ヨウ素による被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」の服用について、原子力災害対策指針(防災指針)と解説書の改正案を了承した。若年者らが優先的に服用すべきだとすることなどが柱で、一般からの意見募集を経て、6月にも正式決定する。

放射性ヨウ素が体内に取り込まれると、若い人ほど甲状腺がんなどの発症リスクが高まるが、ヨウ素剤の服用で影響を低減することができる。

防災指針では、乳幼児を含む未成年者や妊婦、授乳婦を「服用を優先すべき対象者」と明記。適切なタイミングで服用できるよう、副作用よりも内部被ばくのリスクの方が大きいことを、自治体が住民に周知することなどを求めた。

時事通信社

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