滋賀県警、他殺否定の報告書を地検に送らず=元看護助手再審

滋賀県東近江市(旧湖東町)の湖東記念病院で2003年、元看護助手の西山美香さん(39)が人工呼吸器を外して男性患者を殺害したとして服役後、再審開始が決まった事件で、「たんが詰まって心停止した可能性がある」と他殺を否定する医師の所見を示した捜査報告書を、県警が捜査段階で大津地検に提出していなかったことが8日、弁護団関係者への取材で分かった。

患者の呼吸器を故意に外していないとする西山さんの自供書も提出していなかった。弁護団関係者によると、捜査報告書や自供書は、再審公判に向けた大津地裁と検察側、弁護側の3者協議で判明し、10月末に弁護側に開示された。県警は再審開始確定後の7月、これらの書面を地検に提出していた。

時事通信社

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