中国外で初、フィリピンで死者=感染1.4万人、300人以上死亡―新型肺炎

【北京時事】中国政府は2日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は前日比2590人増の1万4380人、死者は45人増の304人に上ったと発表した。これに加え、フィリピン当局も2日、中国人男性1人が新型肺炎で死亡したと公表。死者は計305人に増えた。中国以外で新型肺炎による死者が確認されたのは初めて。

中国の感染者のうち重症は2110人。このほか約2万人の感染が疑われている。中国本土以外では、日本やフィリピンなど26カ国・地域で170人以上の感染が確認された。

武漢市の東に隣接する湖北省黄岡市は、市レベルでは武漢以外で初めて感染者が1000人を超えた。このうち15人が死亡した。

中国の死者数は、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)に迫る勢い。世界保健機関(WHO)の03年12月時点のデータでは、中国本土で349人が亡くなった。

時事通信社

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