がん10年生存率、57.2%=患者8万人の情報分析―国立センター

国立がん研究センターなどは17日、2003~06年にがんと診断された患者の10年生存率は57.2%だったと発表した。前回集計(02~05年診断)より0.8ポイント上昇した。

同センターの若尾文彦・がん対策情報センター長は「生存率は治療と診断能力の向上を背景に上昇傾向が続いている。今回の集計は約15年前に診断された患者のもので、新しい治療法の登場により現在はさらに良くなっていると期待できる」と話した。

同センターなどは、がんを専門とする全国19病院の患者約8万人の情報を基に、がん以外での死亡の影響を除いて分析した。10年生存率は前立腺97.8%、乳房85.9%、大腸67.8%、胃65.3%、肺30.9%、肝臓15.6%、膵臓(すいぞう)5.3%などだった。

時事通信社

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