タカラバイオ、唾液のPCR検査試薬発売へ=新型コロナ感染リスク低減

タカラバイオが、唾液で新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査用試薬を発売することが18日、分かった。専用の容器に唾液を出すだけで検査が可能。簡単な上、医療従事者への感染リスクも少なくなるため、PCR検査を増やせる可能性がある。

厚生労働省は唾液を検体として使う方法を今月中にも認める方向。承認が下りれば、早ければ月末にも発売できる見通し。鼻の奥などの粘液を採取する従来の方法は医療従事者の技術が必要。検体を採取する際にくしゃみが出ることもあり、医療従事者に感染のリスクがある。

現在の試薬が厚労省の方法に応用できれば、月200万検体分の量産が可能になる。

ウイルスの遺伝子を増幅して検出するPCR検査は検査結果が判明するまで数時間かかる。同社の試薬は、唾液に含まれる不純物を取り除く工程が不要で、約1時間で検査結果が判明する。

時事通信社

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