英コロナワクチン、治験で好結果=アストラゼネカが共同開発

【ロンドン時事】英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同で開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、初期段階の臨床試験(治験)で有望な結果が得られたことが20日、明らかになった。英医学誌ランセットに結果が掲載された。

アストラゼネカのワクチンは米バイオ医薬大手モデルナと並んで世界で最も開発が先行している。順調な開発が裏付けられたことで、早期の実用化に期待が広がりそうだ。

今回の治験は3段階のうちの第1、第2段階で、4月23日~5月21日に1077人が参加した。ワクチンを2回投与した結果、参加者全員にウイルスと闘うための抗体と白血球が生成された。安全性に問題はなかったという。

アストラゼネカは「全ての参加者にウイルスに対する強力な免疫反応が生成されたことを示した」と強調した。現在は第3段階の治験に入っており、今年秋の実用化を目指している。

アストラゼネカのワクチンは英国や米国、ドイツ、フランスなどが供給契約を結んだほか、日本政府も確保に向けて同社と協議している。

時事通信社

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