米社、コロナ抗体薬の認可申請=トランプ米大統領がお墨付き

【ニューヨーク時事】米製薬大手イーライリリーは7日、新型コロナウイルスの抗体薬の緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。コロナ治療のため自身が抗体薬の投与を受けたトランプ米大統領はこの日、実用化への期待を語った。

承認されれば、10月だけで10万回分、年内に100万回分を供給する。

同社はコロナから回復した人の血液から採取した抗体を複製して製造。軽度から中程度の症状のコロナ感染者を対象とした臨床試験(治験)で、体内のウイルス量や入院率を低下させる効果が確認できたという。緊急使用の対象は、高齢者などの重症化リスクが高い層を想定している。

トランプ氏は2日、コロナ感染を明らかにし、米リジェネロン・ファーマシューティカルズの未承認の抗体薬を投与された。トランプ氏は「信じられない。すぐに体調が良くなった」と効果を強調。イーライリリーとリジェネロンの抗体薬について、「緊急使用許可の準備ができている」と明らかにした。

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