マドリードに非常事態宣言=スペイン中央政府の権限拡大―新型コロナ

【パリ時事】新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻なスペインの中央政府は9日、首都マドリードと周辺地域を対象に15日間の非常事態を宣言した。

中央政府は2日から、マドリードを含む10市で通勤や通学、通院以外の市をまたぐ移動を制限。これに対しマドリード自治州が不服を申し立て、州高裁は8日、制限を無効とする判決を下した。非常事態宣言により、中央政府の権限が自治州政府を上回り、制限を継続できるようになった。

AFP通信によれば、中央政府のイジャ保健相は9日、「マドリード市民の健康を守るために対策を取らなければならない」と強調。「マドリード自治州政府は何もしないことを決断した」と述べ、ディアス・アジュソ自治州首相の対応を非難した。

時事通信社

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