米J&J、コロナワクチン治験中断=参加者が原因不明の病気

【ニューヨーク時事】米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は12日、新型コロナウイルスワクチンの全ての臨床試験(治験)を一時停止したと発表した。治験参加者が原因不明の病気になったのが理由だが、症状など具体的な情報は明らかにしていない。

新型コロナワクチンをめぐっては、英アストラゼネカも9月、副作用の疑いがあるとして、世界的な治験中断に一時追い込まれた。アストラゼネカは、安全性が確認されたとして既に治験を再開したが、J&Jの治験中断がどの程度続くかは現段階では不明。

J&Jは声明で「この治験参加者の病気についての研究を進めている。追加情報を共有する前に全ての事実を把握することが重要」と強調した。

同社は9月、新型コロナワクチンの治験の最終段階に当たる第3相試験に着手したと発表。最大6万人を対象に安全性や有効性を確認するとしていた。

時事通信社

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