欧州医薬品庁、米モデルナ製の承認勧告=コロナワクチン、EU2例目

【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は6日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、条件付き販売承認を勧告した。これを踏まえ、欧州委員会が近く承認を決定する。

EUでは、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発し先月21日に承認されたワクチンに続き、2例目となる。

モデルナのワクチンは米国で先月18日に緊急使用が許可され、既に接種が始まっている。日本ではまだ承認申請に至っていない。

EUは欧州委を通じ、モデルナから最大1億6000万回分のワクチンを購入する契約を結んでいる。一方、先月下旬にEUで接種が始まったファイザー製は3億回分を調達する契約で、うち2億回分は今年9月までに各国に配分される予定。

欧州では感染収束が見通せず、変異種への懸念も広がっている。ただ、ワクチン承認や接種では英国、米国に後れを取っており、欧州委やEU各国政府への批判が強まっている。

ミシェルEU大統領は今月中にオンラインで首脳会議を開き、ワクチン接種について協議する考えを表明している。

時事通信社

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