コロナ患者搬送用の装置を=製作費1000万円募る―大阪大

大阪大医学部付属病院は3日までに、新型コロナウイルス感染者をドクターカーで安全に搬送する専用装置の製作に向け、クラウドファンディング(CF)を始めた。目標金額は1000万円で、募集は5月31日まで。

同病院は新型コロナの重症患者を治療しており、昨年4月~今年2月に搬送された新型コロナの患者は51人に上った。内部の空気が外に漏れないようにする陰圧装置が付いた袋に患者を包んで運ぶが、閉塞(へいそく)感が強く負担になっていた。視認性も悪い上、準備や搬送後の消毒などに約2時間かかっていたという。

今回製作する装置はカプセル型で、人工呼吸器を装着した重症者にも対応できる。消毒作業なども約30分で済むといい、メーカーに製作を依頼し、来年3月までに1台の導入を目指す。

同病院高度救命救急センターの入沢太郎医師は「(市販品に)良いものがなく、製作することにした」と話した。CF募集サイト「READYFOR」のアドレスはhttps://readyfor.jp/projects/handai-99。

時事通信社

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