田村厚労相「ワクチン不足、接種加速が原因」=衆院厚労委で閉会中審査

衆院厚生労働委員会は7日午前、政府の新型コロナウイルス対策に関して閉会中審査を行った。田村憲久厚生労働相は、10~11月までに希望する国民にワクチン接種を完了するとの政府目標について「それよりも早く進んでいる」との認識を示した。一方、供給不足に関し「速いペースで打ってもらっている分だけ、ミスマッチが起こりやすくなっている」と説明した。立憲民主党の枝野幸男代表の質問に答えた。

枝野氏は「自治体や医療機関などからは『体制を整えたのにワクチンがなければ話にならない』と強い不満の声が出ている」と訴えた。

山本博司内閣府副大臣は「本日にも8月に各市町村に配布できるワクチンの数量を示したい」と述べた。公明党の桝屋敬悟氏への答弁。

枝野氏は東京五輪の観客の在り方も取り上げ、「仮に無観客とする場合、(スポンサーなど)五輪関係者も含めた無観客か」とただした。丹羽秀樹内閣府副大臣は「今後の5者協議でしっかり話し合いがなされていく」と述べるにとどめた。

五輪関係者の扱いに関し、政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は「最小限にすることが矛盾したメッセージを出さないために非常に重要だ」と語った。共産党の宮本徹氏への答弁。

今月11日が期限の東京都などに対する「まん延防止等重点措置」の扱いについて、尾身氏は「(7月の)4連休、夏休み、お盆、東京五輪・パラリンピックが始まる前に効果的な対策を打つことが必要だ」と指摘した。立民の長妻昭副代表への答弁。

時事通信社

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