全病室に無料Wi―Fiは2割=コロナ禍「面会制限で孤独」―民間調査

がん経験者らでつくる民間団体「病室Wi―Fi(ワイファイ)協議会」は6日、全ての病室でワイファイが無料で利用できる病院は、全国で2割にとどまるとする調査結果を公表した。同協議会は、新型コロナウイルスの影響で院内の面会制限が続いているとして、「導入検討を」と呼び掛けている。

調査は6~8月に電話やメールなどで実施し、全国の国立病院機構やがん専門病院など計563施設から回答を得た。

全病室で無料で使えると回答したのは20.25%、全病室で使えるが有料などの条件があると答えたのは2.84%、病院内の一部で利用できるとしたのが27.18%だった。一方、「全く使えない」が47.25%、検討中が2.49%だった。

協議会を立ち上げたフリーアナウンサー笠井信輔さん(58)は記者会見し、2020年に悪性リンパ腫で入院した経験から「コロナ禍でお見舞いがなかった時に、病室のネット環境に救われた。患者は面会制限で孤独を深めている。病院や国は整備を進めてほしい」と訴えた。

時事通信社

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