10代以下の感染割合、5週連続増=「医療非常事態が継続」―都会議

東京都は9日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。都内の新規感染者は減少傾向にあるが、専門家は「依然、医療非常事態が継続している」と強調。感染者のうち、10代以下の割合が5週連続で拡大していることにも懸念を示した。

7日間平均の新規感染者は、8日時点で1985.7人。ピークだった3週間前の4割程度にまで減少した。ただ、入院患者は4008人、重症患者は252人で小幅な減少にとどまっている。自宅療養や入院先の調整中は約1万6000人おり、この1週間で9人が自宅療養中に亡くなった。

10代以下の新規感染者は7月27日~8月2日に全体の12.1%だったが、直近では19.1%に拡大。保育園や学童クラブ、部活動などでの感染が相次いでいることから、国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は「新学期が始まり、接触機会の増加を契機とする感染拡大が危惧される」と指摘した。

小池百合子知事は「例年であれば9月は行楽シーズンだが、今は不要不急の外出を控えていただきたい」と改めて要請した。

時事通信社

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