ベトナム保険大手と提携=AI分析で予防医療―日立

【ハノイ時事】日立製作所は1日、ベトナムの損害保険最大手バオベト・インシュランスと予防医療に向けた取り組みで提携したと発表した。バオベトの保険契約者を対象に、人工知能(AI)技術などで生活習慣病の発症リスクを分析し、健康指導につなげる。日立とバオベトは今後の提携拡大を視野に、他分野を含め具体的な協力を模索する。

保険契約者は専用アプリを通じて、健康診断の結果、既往症の記録を入力。AI、ビッグデータ解析といったデジタル技術により、糖尿病、高血圧など八つの病気のリスク診断を受ける。バオベトは日立の技術で契約者サービスを向上させ、保険商品の差別化を図る。リスクに応じた保険料の算定などに活用することも検討する。

日立アジア(ベトナム)の須藤一徳社長は「今回はこれから進めていきたいバオベトとの協力の第一歩だ」と言明。デジタル技術などを活用し、関係の強化を目指す考えを強調した。バオベト・インシュランスの親会社バオベト・ホールディングスのドー・チュオン・ミン社長は、ハード面を含め日立との協力強化を期待すると語った。

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