国民6割、ワクチン接種完了=1回目は7割超―政府

政府は4日、新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を終えた人が国民の6割を超え、60.9%に達したと発表した。1回目の接種率は71.3%に上っており、今月中には2回接種を完了した人が7割を超える見通し。

首相官邸によると、4日公表時点の累計接種回数は約1億6700万回。少なくとも1回接種した人は9000万人を超え、うち2回完了した人は約7700万人に上る。65歳以上の接種率は1回目が90.6%、2回目は89.4%に達した。

国内で使われている3種類のワクチンのうち、2月に承認された米ファイザー製の接種回数は約1億4000万回に上っており、全体の8割超を占める。5月に承認された米モデルナ製は約2700万回、8月から接種が始まった英アストラゼネカ製は約5万回使われた。接種間隔は、ファイザー製が3週間、モデルナ製が4週間、アストラ製が4~12週間。

英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」の9月30日時点の集計によると、規定のワクチン接種を終えた人の割合は、米国で54.89%。日本は米国を抜き、ドイツ(63.99%)と並びつつある。

集計は、各自治体が接種券を基に登録するシステムから算出される。報告が遅れるケースもあるため、実際の接種はさらに進んでいるとみられる。

政府は10~11月の早い時期に、希望する国民全員の2回接種を終える目標を掲げており、早ければ年内にも医療従事者らに3回目の追加接種を行う方針を示している。

時事通信社

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