入退院・待機緩和へ=社会機能停滞を回避―オミクロン株対応の政府方針

政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で社会機能維持が困難になるのを防ぐため、感染者の入退院基準と濃厚接触者の待機措置の緩和を急ぐ方針だ。専門家からは、感染者の入院・療養期間を10日間とする案が出ている。

岸田文雄首相は12日、公明党の石井啓一幹事長と首相官邸で会談。入退院基準に加えて濃厚接触者の待機措置も見直すべきだとの提言を受け、「特性を踏まえた対応が求められる。大変重要なポイントだ」と前向きに対応する考えを示した。

時事通信社

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