高齢者専門施設を7月開設=40床、コロナ治療と介護両立―大阪府

大阪府は17日、新型コロナウイルスの感染「第7波」に備え、コロナが軽症・中等症I程度で要介護3以上の高齢患者を専門に受け入れる40床規模の臨時医療施設を7月1日に開設すると発表した。大阪市内の福祉施設を借りて来年3月末まで運営する。府庁で取材に応じた吉村洋文知事によると、全国初の取り組みという。

吉村氏は臨時医療施設の入所者について「感染で訪問介護を自宅で受けられなくなった人などを想定している」と述べ、介護施設の入所者は原則対象外にする考えを示した。医師や看護師に加えて介護福祉士や理学療法士らが常駐し、コロナの治療と介護・リハビリを両立させる。

時事通信社

(Copyright©2007時事通信社)