「爆発的感染、社会機能維持に影響」＝新型コロナ、自宅からネットで陽性登録―東京都

東京都は２８日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。専門家は、新規陽性者が「第６波」のピークを越え「爆発的な感染状況が続いている」と指摘。陽性者や濃厚接触者になって就業制限を受ける人も増えて「医療をはじめ社会機能の維持に影響を及ぼしている」と分析した。

小池百合子知事は会議後の記者会見で「感染者が適切に医療にアクセスできるように相談、検査体制を充実する」と強調した。

都は同日、感染急拡大により、医療機関を受診できないケースが増えているため、症状のある人が自宅で抗原検査できるキットを配布することを明らかにした。キットで陽性と判定された場合、インターネット上で登録すると、保健所に発生届が提出される仕組みを８月３日から導入する。