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フラワー薬局通信

薬剤師による、お薬や健康についてのコラム。
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サプリメントの基礎知識 -2005年11月1日掲載-

近頃食生活の偏りを改善したり、健康の維持、増進を図る目的で「サプリメント」を利用する人が増えています。サプリメント市場は大変活発化し、錠剤 カプセル 飲料などさまざまです。

一般にサプリメントとは、「体に必要な栄養成分や、体によい効果をもたらす機能成分を補う食品」を指します。

また、サプリメントは大きく2つに分けられます。

保健機能食品
厚生労働省が定めた条件を満たすもの
一般食品
いわゆる健康食品 例)ローヤルゼリー、クロレラ

保健機能食品について

保健機能食品は以下の3つがあります。

  1. 特定保健用食品
  2. 条件付き特定保健用食品
  3. 栄養機能食品

ここでは「トクホ」と呼ばれている特定保健用食品と、栄養機能食品について紹介します。

特定保健用食品

生活習慣を予防することを目的としたもの。450種以上が商品化している。

特定保健用食品の例
コレステロールの吸収を抑える成分入り飲料 大豆タンパク、食物繊維入り
糖の吸収を穏やかにするお茶 食物繊維、ポリフェノール入り
体脂肪がつきにくい食用油、お茶 リノール、リノレン酸入り
おなかの調子を整える食品 ヨーグルト、ゼリー、カップ麺
血圧を調節する食品 乳酸菌飲料
虫歯を減らす食品 ガム

使用に適した人

特定保健用食品の摂取が適している人は「病気ではないが、全く健康でもない」など健康と病気の中間に位置する”半健康”的な人です。食事の偏り、食生活が不規則な人にも適します。

選ぶポイント

サプリメント
自分に不足している栄養成分は何か?と知り、手ごろな価格で毎日無理なく続けられる簡単なものを選ぶといいでしょう。製品には消費者にわかりやすいようにマークがあります。必ずこのマークを確認しましょう。

特徴

マークがついている
安全性が確立されています。
科学的に効果が証明されているが、即効性のない物もあります。
使うときは、摂取目安量と注意事項を必ず守りましょう。
薬ではない
病気の治療を目的とする薬とは異なります。

あくまでも食品であり、自分で選択し自分の責任において使用するものです

栄養機能食品

毎日の食事からとる栄養素のうち、「糖質 たんぱく質 脂質」は3大栄養素といわれています。この3大栄養素代謝に欠かせないものが、「ビタミン」「ミネラル」です。

ビタミンやミネラルは体内では作られないか、作られてもわずかであるため、食べ物から摂取する必要があります。ところが十分に取れない場合があり、その不足分を補うために「サプリメント」として補給する人が増えています。

栄養機能食品の成分
脂溶性ビタミン ビタミン A D E
水溶性ビタミン ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸
ミネラル カルシウム、鉄、亜鉛、銅、マグネシウム

サプリメント

選ぶポイント

どの栄養素を選べばよいのか判断しましょう。外食が多く、野菜の摂取が少ない人の場合、ビタミンやミネラル不足が考えられます。

たとえばビタミンB2が不足すると口内炎になりやすい、またビタミンCが不足すると疲れやすい、風邪をひきやすいなどさまざまな症状が起きることがあります。

最近の自覚症状から不足している栄養素がないか?判断するといいでしょう。

特徴

脂溶性ビタミンは油を使った料理と一緒に取るとたいへん吸収されやすくなります。ビタミンやミネラルを長期にわたって過剰に摂取すると、体にいろいろな弊害がでることがあります。特に脂溶性のビタミンAやDは体内の脂肪組織に蓄積して過剰症をおこすことがあるので注意が必要です。

水溶性ビタミンCやB群の場合、多く取りすぎても、尿に含まれて体外に排泄されるためあまり神経質にならなくてよいでしょう。

サプリメントと薬の飲み合わせ

病気によっては治療に影響を及ぼすことがあります。

薬を服用したり、治療を受けている人は必ず担当医又は薬剤師に相談してください。
NHK「きょうの健康」 2005年4月号 NHK出版

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