東洋的な視点からみた花粉症について -2014年2月20日掲載-

この季節になるとそろそろ花粉症で悩むという方が多くなってきますよね。
今回は東洋的な視点で花粉症についてお話しします。

花粉症は、元々身体の水分の巡りが悪い傾向がある方が、花粉や埃などの外邪の影響で、主に肺(気管支や鼻なども含む)の水分代謝が更に悪くなり、溜まった水分(痰飲)が鼻や目から溢れるという状態です。

また、生活環境によって気の働きが弱くなったり、巡りが悪くなったりすることで、免疫のバランスが崩れ、鼻水や涙をしっかり止めておく力も弱くなって症状へと繋がります。

ですから、症状を抑えるためには、実は花粉症の季節に入る前の生活がとても重要なのです。
不規則な生活や運動不足、辛い物・味の濃い物の摂りすぎ、ストレスなどにより症状は出やすくなりますので、早めの対策が大切です。

また体質改善のために普段から漢方薬を飲むこともお勧めします。
肺や粘膜、胃腸を丈夫にしたり、身体の水分の巡りを良くしたり免疫のバランスを整えておくことで、症状がひどくならないですみます。 

花粉のシーズンに入った今でも、日常生活に気をつけて頂くのはもちろん重要ですが、普段からの対策としてお茶もお勧めです。

食品ですので、あくまで補助的なものですが、有名な甜茶を始めとして紫蘇やシジュウム、菊花、薄荷、紅豆杉などもあります。

それでもなかなか治まらない方は、症状を治めていく漢方薬がお勧めです。
小青竜湯が有名でよく使われますが、辛夷清肺湯や荊芥連翹湯など症状や体質によって別の薬が向いている場合もあります。

普段の体質改善の漢方のことも含めて、気になられる方は医師・薬剤師に相談してみてください。