メタボリックシンドローム -2006年5月1日掲載-

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームとは、動脈硬化の危険因子(肥満、高脂血症、高血糖、高血圧)を複数併せもった状態です。なぜ起きるのでしょうか?

おなかの周りにたまった「内臓脂肪」が大きな原因です。内臓脂肪が過剰にたまるとアディポサイトカイン(脂肪から分泌される体のさまざまな機能を調節する物質)の分泌に異常が生じ、高脂血症や高血糖、高血圧などを引き起こします。こうした状態が続くと動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの病気を起こす危険が高まっていきます。
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