AGA(男性型脱毛症)について -2023年7月31日掲載-

「AGA」に関する話題になると、「父親が薄かったら子も薄くなる」「母方の祖父から受け継がれる」「薄毛は隔世遺伝」など、みなさんも少なからずそのような「噂」を聞いたことがあるのではないでしょうか。
では、実際のところ、AGAに関する真実はどうなのでしょう?

AGAの原因


そもそもAGAの原因は何かというと、AGAには男性ホルモンが深く関わっていると考えられています。AGAの発症機序が明確に解明されているわけではありませんが、男性ホルモンに対する感受性の強さによって、AGAを発症する人、発症しない人に分かれるようです。では、何によって感受性の強さが決まるのかがとても大事なポイントとなりますが、それは、遺伝子によって決まるのではないかと言われています。
残念ながら、前述のAGAの噂はおおよそ正しいようです。もちろん、父親が薄いから、祖父が薄いから、と言って、必ずしも自分も薄くなるわけではありません。頭皮を清潔に保つ、ストレスを減らす、食生活を見直すなどで改善する可能性もありますが、どのような家系かということはAGAにおいて大きな要因になるようです。

AGA治療薬について

AGAにも治療薬は存在します。
まず、ドラッグストア等で市販で購入できるミノキシジル配合の医薬品があります。この薬は、当初血圧を下げる薬として開発されましたが、のちに発毛効果が認められAGA治療薬として使用されるようになりました。頭皮の細胞を活性化させる働きがあると考えられています。
また、医師から処方される医療用医薬品もあります。フィナステリドという脱毛の進行を抑える医薬品ですが、こちらは前述の男性ホルモンの働きを抑えることで脱毛を防ぎます。
さらに、フィナステリドよりもより強力に男性ホルモンを抑制すると言われているデュタステリドという薬も2016年に発売されました。この2つは前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、ミノキシジルと同じく、のちに発毛効果が認められ、AGA治療薬として用いられるようになりました。医師が処方する医療用医薬品ですが保険適用外の薬なので、購入の際に保険は使えませんが、現在はどちらもジェネリック医薬品が登場し、以前よりも比較的安価で手に入るようになりました。

最後に

AGAに対する価値観は人それぞれです。薄毛を気にされない方なら、別段治療の必要はないと思いますが、薬を使って髪の毛を維持した方が気持ちの余裕や自信につながると考える方は、いまは良い薬があるので医師に相談してみることをオススメします。
個人個人に合った方法で、心の健康を維持していけたら良いですね。