全身に作用する貼り薬 -2008年10月1日掲載-

貼り薬と言えば、肩こりや筋肉痛の時に使用するシップ薬を思い浮かべると思いますが、貼り薬にはいろんな種類があることをご存知でしょうか。シップ薬のように貼った部分に効き、痛みや腫れをやわらげる『局所に作用するもの』と、もう1つ『全身に作用するもの』とに大きく分けることができます。全身に作用する貼り薬には、狭心症の治療薬や女性ホルモン製剤、喘息の治療薬、禁煙補助のための貼り薬などがありますが、今回は、狭心症発作予防に使用する心臓の貼り薬についてお話します。
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ピッタリ合う貼り薬 -2005年4月1日掲載-

打撲や腰痛の時、一度はお世話になったことのある薬といえば、シップ剤ではないでしょうか。

シップ剤は大きく分けると冷シップと温シップがあります。一般的に捻挫や打撲など、熱を持っている患部に貼るのは冷シップ、慢性的な腰痛や肩こりなどには、温シップを使います。温シップにはトウガラシ成分が入っているものもあり、これが血管を拡張させ血行改善作用を促進します。
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