2012年2月期 決算説明会にて行われた質疑応答の内容をご紹介します。
- 去年と今年の薬剤師新卒採用人数、中途採用人数について教えてほしい。
- 去年は新卒3~4名採用し中途採用は30数名、今年は新卒23名採用で中途採用は約20名の計画である。
- 介護事業は増益計画なのに、全体として減益計画となっているのはなぜか。
- 昨年度は震災の影響により薬を備蓄するようになったプラス面があったが、今年はその反動や長期投薬の影響による処方箋枚数の減少、および薬価差益等を考慮した。
- 日本医療事務センターに投資した理由は何か。
- 株価がPBRの半額以下と非常に安価だったことと事業計画が当社と似ていたので投資したが、結果的にはMBOが成立したためスクイーズアウトに応じることとなった。
- 保有資産において不動産価格が借入金より下落した場合の対処を伺いたい。
- ヘルスケア事業の不動産は別にして、賃貸不動産が約17億円あり非常に安定した家賃収入となっている。簿価によっては売却することもあり、保有しているのは健全な不動産だと判断している。万一借入金を下回るような場合でも利回りのいい不動産を売却すれば返済は可能であろう。
- 介護施設の計画の詳細を教えてほしい。
- 現在計画中の7施設はすべて特定施設で、少なくとも建物は自社物件になると考えている。介護事業を調剤薬局事業の次の柱にするべく、投資を推進していく。
- 消費税値上げについて見解を伺いたい。
- 消費税が上がると利益率が下がるという意見もあるが、業界にとっては必ずしもマイナスだけではない。それよりも卸問屋と調剤薬局における薬価差益の綱引きが重要ではないかと考えている。