サル痘「緊張感持って対処を」=連絡会議を開催―東京都

東京都は26日、欧米などで報告が相次ぐ「サル痘」の感染者が国内で初めて確認されたことを受け、関係部局による連絡会議を開いた。黒沼靖副知事は「それぞれの担当において、緊張感を持って対処するようお願いする」と述べ、警戒を呼び掛けた。

会議には感染症の専門家が出席。サル痘の主な症状として発疹や水ぶくれ、発熱などを挙げ、こうした症状が見られる場合は、最寄りの医療機関に相談するよう求めた。黒沼副知事は「都民に正しい理解を持ってもらうことが何よりも重要だ。広報にも積極的に取り組んでほしい」と述べた。

時事通信社

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