予防接種について -2017年1月31日掲載-

予防接種とは?

子ども、特に小学校入学前のお子さんは、病気に対する抵抗力が未発達なため、さまざまな感染症にかかります。感染していくことで免疫をつけながら成長していくのですが、風邪のように軽い病気だけではありません。

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緑内障について -2016年12月29日掲載-

緑内障って?

緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝えるための視神経というところに障害が起きて、視野(目に見える範囲)が狭くなる(欠ける)病気です。

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インフルエンザの予防ワクチン・治療薬 2016 -2016年11月30日掲載-

インフルエンザと普通の風邪

季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人に感染が広がります。日本では例年12月~3月が流行のシーズンです。

普通の風邪の多くは、のどの痛み・鼻水・くしゃみなどの症状が中心で、全身症状はあまりみられませんが、インフルエンザではそれらの症状の他に38℃以上の発熱や頭痛・関節痛・筋肉痛などの全身症状が現れます。

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フレイルを知っていますか? -2016年10月31日掲載-

「フレイル」という言葉を耳にされたことはありませんか?
フレイルとは、海外の老年医学用語である「Frailty」のことです。
日本語訳では「虚弱」「衰弱」「老衰」等があてられてきました。しかし、早期発見・適切な対処をすれば健常な状態に戻ることができるため、あえて従来の訳語ではなく、「フレイル」という用語とし、2014年5月から使われるようになりました。

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帯状疱疹ってどんな病気? -2016年9月30日掲載-

2016年3月より、50歳以上の方への帯状疱疹を予防する目的で水痘ワクチンが使えるようになりました。
では、帯状疱疹とはどんな病気なのでしょうか?

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子供の夏風邪について -2016年8月31日掲載-

皆さんは“風邪は冬に引くもの”と思っていませんか?

インフルエンザなど冬に流行る風邪のウイルスは夏場の高温多湿の環境を好まず、増殖することができないため、夏にインフルエンザが流行ることはありません。
これとは逆に高温、多湿を好むウイルスも存在しており、そのウイルスによって引き起こされる症状が夏風邪といわれるものです。

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湿布について -2016年7月30日掲載-

湿布の種類と構造

湿布にはパップ剤・テープ剤があり、両方とも構造は支持体・粘着剤・剥離フィルムによる3層構造です。支持体には不織布、ニット、プラスチックフィルムが使われます。粘着剤は、消炎鎮痛剤など有効成分が含まれる鎮痛消炎貼布剤の主要部分です。剥離フィルムは使用する前にはがす被覆物で、ポリプロピレン、ポリエチレン、セロファン、ポリエステルなどが使われます。

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お薬を飲みやすくする工夫 -2016年6月30日掲載-

お薬の味が苦かったり、粉薬の量が多かったりすると、お薬を飲むことが苦手になってしまいますね。また、高齢になると、嚥下(えんげ)(飲み込むこと)がうまくできずに、むせてしまったり、お口の中に薬が残ったりしますね。

錠剤がダメ、粉薬がダメという方は、薬局で処方箋を出していただく時に、薬剤師にご相談ください。医師の承諾があれば、同じ成分のもので、錠剤⇔粉薬、ラムネのようにお口の中で溶けるお薬(口腔内崩壊錠)に変更ができる場合もあります。
今回は、変更ができない場合に、お薬を飲みやすくする工夫についてお話します。

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漢方薬について -2016年5月31日掲載-

~飲み方のコツや、注意していただきたいこと~

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食物アレルギーについて -2016年4月28日掲載-

近年、先進国を中心に“食物アレルギー”の方が増えてきています。よく耳にする言葉ですが、どれくらい正確に理解できているでしょうか?今回は食物アレルギーについて説明をしたいと思います。

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腎臓の働きについて -2016年3月31日掲載-

皆さんは腎臓が体の中でどんな働きをしているか知っていますか?
今回は、腎臓の働きについて簡単に解説します。

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インフルエンザなど感染症予防に手洗い・うがいが有効なわけ! -2016年2月29日掲載-

今年もインフルエンザが流行中です。予防接種したにもかかわらず何故か毎年かかってしまう方、中には運悪くA型・B型の両方に時間差攻撃を受けてしまった方。もう一度基本に返ってみましょう。

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喘息とその治療について -2016年1月30日掲載-

喘息とその治療について簡単にご説明します。

どんな症状? 原因は?

喘息とその治療について

以前はゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)がするから喘息だと思われていましたが、喘息の症状はそれだけではありません。咳だけが出ることもありますし、胸やのどに感じる違和感・痛みとして現れることもあります。

のどから肺へ続く空気の通り道である気道が、慢性的な炎症が原因で狭くなり、空気の流れが制限されて起こる症状すべてが喘息の症状なのです。

喘息を発症させる要因としては、アレルゲンの増加・化学物質・大気汚染・過労やストレスの増加などが考えられています。

喘息の人の気道は、症状がない時でも常に狭く空気が通りにくくなっています。また、とても敏感になっているため、ホコリ・タバコの煙・冷気・ストレスなどのさまざまな刺激に対して過敏に反応し、さらに狭くなることで発作を起こしてしまいます。

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更年期障害とのつきあい方 -2015年12月28日掲載-

更年期障害とは

一般的に更年期とは、平均的な女性の閉経年齢である50歳の前後10年の45~55歳くらいのことで、その期間に起こる様々な体の不調を更年期障害と言います。

更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することによりホルモンのバランスや自律神経が乱れることが主な原因となって引き起こされますが、その人の周りの社会的な環境(子育てや仕事などの状況)が重なって、さらに症状が悪化することも少なくはありません。

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味覚障害とは? -2015年11月30日掲載-

「味覚障害」という言葉をご存じでしょうか?
味覚になんらかの異常が現れる病気で、以下のような症状がみられます。

味覚減退
味が薄くなった、味を感じにくい
味覚消失・無味症
全く味がしない
解離性味覚障害
ある特定の味だけわからない
異味症・錯味症
本来の味と違った味がする
悪味症
何を食べても嫌な味になる
味覚過敏
味が濃く感じる
自発性異常味覚
口の中に何もないのに苦味や渋みを感じる
片側性味覚障害
一側のみの味覚障害

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糖尿病の三大合併症について -2015年10月31日掲載-

糖尿病が進行すると、血糖値が常に高い状態が持続し血管障害が起きます。特に毛細血管など細い血管が集まる部位に障害を引き起こします(細小血管障害)。中でも目・腎臓・神経は毛細血管が多く、そこに糖が集積して起こるのが網膜症・腎症・神経障害で、この三者を糖尿病性三大合併症といいます。

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ジェネリック医薬品について -2015年9月30日掲載-

毎月の医療費にお悩みの方はいらっしゃいませんか?

日本は今、医療費の増加に悩まされています。そこで、新薬と同等の効き目で低価格であるジェネリック医薬品が、国の医療費や患者さまの負担を減らすことができると注目されています。ジェネリック医薬品についてはテレビコマーシャルでも流れていますし、薬局や病院でよく耳にするので、名前はご存知の方も多いかと思います。

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お子さんへのお薬の飲ませ方 -2015年8月31日掲載-

みなさんは、お子さんにお薬を飲ませる時に困ったことはありませんか?

当薬局は小児科の近くにあり、毎日お話ししていると、お薬が上手に飲ませられず困っているお母さんがたくさんいらっしゃいます。
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夏バテ対策 -2015年7月31日掲載-

皆さんは土用の丑の日にうなぎを食べますか。
土用とは五行に由来する暦の雑節です。1年のうち不連続な4つの期間で立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間ずつですが、一般的には夏の土用のことを言います。体が湿気や気温の変化についていけず、自律神経の調節機能が鈍くなり「食欲がない、眠い、だるい」など体の不調が現れてくる頃です。暑さのせいで食事が偏ってしまいがちなので、今回は夏バテにおける食事対策をご紹介いたします。

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前立腺肥大、この悩ましい病気!! -2015年6月30日掲載-

50歳を過ぎた多くの男性がひそかに悩んでいること・・・

  • 最近おしっこの勢いがなくなった
  • 排尿に時間がかかる
  • すぐにトイレに行きたくなる

この症状は前立腺肥大によって引きおこされます。女性にはないこの前立腺という器官は、男性の膀胱のすぐ下にあって、尿道をとりかこんでいます。加齢とともにこの前立腺が大きくなって尿道を圧迫するので、尿の出が悪くなるのです。即、命にかかわることではないけれど、日常生活のQOLを下げる悩ましい症状ですね。

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